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『エンデの遺言』

OGC2008現地レポート - GAME Watch
「『ニコニコ動画』が登場したことによって、動画を公開するために必要なカロリー量が劇的に減りました。公開し、共有し、それが流通することによって社会の富は確実に増加しているのですが、しかし、それはGDPに現われていません。従来の経済指標では計測できないのです」

この文章を読んで、ふと「ボランティア経済」という単語が頭に浮かび(ボランティア活動はGDPに計上されない)、そこから「エコマネー」やら「地域通貨」などの単語を経て、この本を読むに至った。

「エコ」な「マネー」ってなんだ(字面だけ見ると胡散臭いぞ)とか、それと「地域通貨」という(単語から連想すると)商店街のポイントみたいなものとどういう関係があるのかとか、字面から適当に想像していたのだが、この本を読み、さらに『Civilization4』をプレイしたことで、とりわけ「エコマネー」という名称に合点がいった。

現在の金融に於ける「利子」のシステムは、「未来の社会に貸しを作る(個人に貸したとしても、結局は社会に分散される)」行為。
未来に対し、成長の義務を押しつけているわけだ。
当然ながら、成長できなければ利子は払えず、社会は崩壊する。

それに対し、一部の地域通貨には「マイナス利子」のシステムが導入されている。
マイナス利子というのは、その名の通り「長く持っていれば持っているほど貨幣価値が下がっていく」というもの。
これは言わば「未来に向かう我々が利子を支払う」ということであり、つまり現在の資源は「未来の社会から借りている」と考えるわけだ。

Civilizatio4で「エコロジー」の技術を獲得した時、画面にはこのような格言が映し出される。

『この大地は先祖からもらったのではなく、子孫からの借りもの』 - アメリカインディアンの歌

「時と共に減価する貨幣」は、まさにこの格言に則った「エコロジー」な「マネー」なのである。

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