無為空間
むいむい(´ω`*)
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RedmineのCSVファイルインポートプラグイン「redmine_importer」のどのフォークがどんな特徴を持っているかのメモ。
確認に使用したRedmineはtrunk@5505(1.1.2.devel)。
akiko-pusu/redmine_importer_org - GitHub
rchady/redmine_importer系列。
zh.ymlがエラーを吐くので取り除いたり、SJISが化けないようにしたり、親チケットのIDを指定してインポートできるようにしてしばらく使っていたが、インポートするファイルが大きいとCookieOverflowが発生するので、ファイルをセッションに格納しないバージョンがあるか探してみることにした。
leovitch/redmine_importer - GitHub


特徴:
- 「コラム毎の対象のフィールド」を自動的に選択してくれる(※redmine_importer_orgと同じ挙動)
- 「一意な値」を活用することで、親チケットと子チケットを同時に登録できる
- 少し読みづらいが、日本語化されている
- エンコーディングにSJISを指定しても、SJISのファイルは文字化けする(※redmine_importer_orgと同じ挙動)
インポートしてみたCSV:
題名,トラッカー,担当者,開始日,期日,親チケット,対象バージョン 親機能,機能,admin,,,,leovitch 子機能1,機能,admin,2011/4/25,2011/4/27,親機能,leovitch 子機能2,機能,admin,2011/4/28,2011/4/29,親機能,leovitch
akiko-pusu/redmine_importer - GitHub


特徴:
- 日本語化されている
- SJISのファイルを文字化けせずに読み込める
- 「対応させるフィールドの選択」はすべて手動で行わなければならない
- 子チケットを一括登録する手段は用意されていない
インポートしてみたCSV:
題名,トラッカー,担当者,開始日,期日,対象バージョン チケット1,機能,admin,2011/4/25,2011/4/27,akiko-pusu チケット2,機能,admin,2011/4/28,2011/4/29,akiko-pusu
2つのプラグインでインポートしてみた後のチケット一覧:

RedmineとSubversionのパスワードを一元管理する方法を探していたところ、こんなものが用意されていたことを今更ながら知った。
Repositories access control with apache, mod_dav_svn and mod_perlRedmine.pmを特定の場所に置き、Apacheの設定を行うことで、Redmineの設定でSubversionの要求を認証・認可できるようになる。
公式の例はDebian/Ubuntu。CentOSなら「How To Install Redmine on Centos 5.2 Update」あたりが参考になる。
このモジュールの主な特徴は以下の通り。
- URL中の「リポジトリ名」と思われる部分を「プロジェクト識別子」と判断してプロジェクトを識別する
- Redmineのログイン名とパスワードで認証する
- ユーザーがプロジェクトに対して「リポジトリの閲覧」権限を持っていればリポジトリの読み込みを許可する
- ユーザーがプロジェクトに対して「コミットの閲覧」権限を持っていればリポジトリへの書き込みを許可する
- 公開プロジェクトの読み込みは認証なしで許可する
- AnonymousとNon memberの権限は無視される
注意しなければならない点は
- リポジトリ名とプロジェクト識別子を一致させなければならない
- プロジェクトを識別できないと認可が一切通らない
- プロジェクト設定のリポジトリURLはなんの意味もなさない
- 公開プロジェクトの読み込みには認証を掛けられない
- Anonymousに「リポジトリの閲覧」権限がなかろうが関係ない
といったあたり。